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臼杵市の引っ越し補助金と私の引っ越し


遅ればせながら、明けましておめでとうございます!


いよいよ私の大分県臼杵市への移住が再来週に迫ってまいりました。15日まで埼玉県で整体のお客さまを揉み続け、2月1日には臼杵市で開業という過酷なスケジュール。もう50代では心が折れてしまいそうな作業の連続なので、「四十路の今が最後のチャレンジ!」という気持ちで猪突猛進です。


さて、移住準備真っただ中の今回のテーマは「引っ越し」です。「海外でのこまごまとしたものを入れると20回以上」という引っ越し回数を重ねた今、ある意味で集大成。これから移住を検討される方の虎の巻になるような情報をちりばめていこうと思います。


とにかくお金のかかる地方移住ですが、その引っ越し費用をなるべく抑えるために

① 移住支援補助金の利用

② 荷物をコンパクトにまとめる

③ 荷物量と引っ越しサイズの把握(交渉のため)

④ 相場調査

⑤ 交渉して業者決定

が必要になると思います。それではその詳細を私の実例とともに紹介していきます。


①臼杵市の移住支援補助金

県外から移住する人には大切な移住支援。現在、日本全国の過疎地域などで手厚い支援がありますが、臼杵市には微に入り細に入りありがたいものがたくさんあります。こちらは臼杵市が配布している「おおいた県うすき市移住ガイドブック」にある支援制度のページ↓

臼杵市の移住支援補助金制度

臼杵市の移住支援補助金には以下の3つがあります(平成30年度の規定);

① 仲介手数料の補助(5万円以内)

② 引っ越し費用の補助(2/3又は上限20万円・県内移動は10万円)

③ 移住奨励金(5万円)

*転入前に5年以上市外に居住していた方で今後5年以上定住を誓約できる方が条件


この中の②が実際の引っ越しに関わる部分です。かなり手厚い補助率なので油断しがちですが、勝負はここから!


②荷物をコンパクトにまとめる

サラリーマン時代は海外を含めての引っ越しが多かったので、20代後半から30代前半まではスーツケース2個と段ボール1個が自分の所持品でした。そのおかげで(?)今でも自分の物は少ないほうだと思います。問題は運営している事業の一つ、「ケレシュ雑貨部」の商品、特に下の写真のようなビンテージ食器です↓

引っ越しに手間取る雑貨類

多分300以上(←自分でもよくわからなくなった)の商品があるのですが、移住に備えて梱包したら大小合わせて17箱になりました。事前に大分県の実家に送り、73歳・父Y雄の腰を砕く寸前だった雑貨入り巨大段ボールとスーツケースも含めると20箱以上になります。この部分は商品なので仕方ないとして、自分の持ち物で何を処分するのかを検討しました。

結果、お金のかかる粗大ごみレベルのものでは

◆8年使ってガタのきた整体ベッドと整体用の棚類

◆ハンガーラック2つ

◆12年物のいつ壊れてもおかしくない洗濯機と冷蔵庫

◆4年しか使用していないものの九州までは持っていけないエアコン

を処分しようと計画。特に家電はリサイクル料金がかかるのでなんとか誰かに引き取ってもらう手はずを整えなければいけません。


約1か月のお客さんへのお声がけと掲示板サイトでの広告の結果、全て引き取り先が年内に決定。12年物でも無料で引き取ってくれる方がたくさんいたのでありがたい限りです。ある人にはゴミでも、ある人には欲しいものになることが多々あります。「こんな古い家電、誰ももらってくれないだろう」と諦めることなく、とりあえず知り合いやネットで周知するのが大切だと思います。粗大ごみ費用やリサイクル料金を随分と削減できますよ。


③荷物量と引っ越しサイズの把握

こうして荷物をドンドン減らした結果、「2トンロングのトラックが必要だな」という予想が立ちました。この引っ越しサイズがよくわからない人は、見積もり依頼でまず1社自宅に呼びます。

その時に役に立つのが「引っ越し侍」などの「引っ越し一括見積サイト」です。このようなサイトで自分の荷物量を細かく記載して送信すると、本当にびっくりしますが、まず1社目が送信後30秒で電話してきます。私はその営業魂をリスペクトして最初に自宅見積もりに呼びました。


その他の業者もメールで一括見積(目安であって確定ではありません)を送ってくるので、この際に大体の引っ越しサイズ(トラックサイズや必要人員)が判明すると思います。


首都圏から2トンロングで臼杵市に荷物を運ぶとなると、20~30万円の引っ越し費用がかかるのではないかと思いました。もちろん時期は重要で、3月の繁忙期なら50万円と言ってくるところもあるかもしれません。引っ越し時期が調整できるなら、ベストは6月、11月、1月になるでしょう。


④相場調査

引っ越し時期、サイズ、が分かったら一括見積の中の5社を選んで自宅見積もり依頼をしましょう。誰もが聞いたことがある大手2社、小規模と思われる2社、最初の見積もりで呼んだ1社という感じです。そうすると、「梱包資材に制限がある」、「物損補償がしっかりしている」、「引っ越しの時間帯によって費用が変わる」、など会社の特徴と共に確定料金が出てきます。ここで自分の条件をクリアして業者を決めることもありますし、2~3社に絞って交渉を始めることもあります。


私の場合は、電話で詳細を話し、引っ越し希望日の相場が大体15~20万円というのが分かりました。当初の予想よりも大幅な下方修正です!たとえ最大の20万円だったとしても、臼杵市の補助金を利用すると、手出しは約6万6千円。移住奨励金の5万円を充てると引っ越し代金は1万6千円で済むことになります。


⑤交渉後、業者決定

ここまでくるとあとは最後の料金交渉をして条件に合う業者を決定します。私は今回「サカイ引越センター」さんにお願いすることになりました。営業の方がスムーズに話ができる方で的を得ていて、とにかく私の要望をほぼクリアする内容。コンピューターミシンなどが荷物にあるので、約1,000円の追加料金で物損補償が付くことも大きなポイントでした。因みにサカイ引越センターさんを褒めていますが、ステルスマーケティングではありません。頂いたのも、見積もりをしたら誰もがもらえる1キロの米だけです(←なかなか美味しかった)。


この全ての流れで引っ越し業者が決まるまで約1週間。昨年の10月中旬に引っ越し日も決定し、その引っ越し日に向かって全てをスケジューリングしてきました。移住を検討する皆さんも引っ越しはかなり費用がかさむ部分なので、荷物を減らし、粘り強く交渉し、理想の引っ越しを目指してみてください。


再来週にはサカイ引越センターさんが荷物を搬出するので、その様子はまたブログでもご紹介したいと思います。

↓只今、梱包中・・・



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