このブログがアップされる頃には、既に私は大分県臼杵市に移住をしているのですが、本日は2019年1月20日。現住地の埼玉県狭山市を旅立つ日です。
1月15日に狭山市での整体営業を終了し、それから4日、死に物狂いで荷物の梱包を行いました。整体のお客さまとのお別れは本当に寂しいものでしたが、たくさんの方が「九州に必ず遊びに行きますね」と言ってくださったのが心の支え。段ボール2箱分にも及ぶたくさんのお別れギフトもいただきました。これまで当店をご利用いただいた狭山市や近隣の皆さま、本当にありがとうございました。
そして昨日は大学時代の友人が来てくれて、友人一同からのプレゼントもいただきました。
その後、掃除や梱包を手伝ってくれ、夜は二人でサヨナラ飲み会。感傷的な事は大嫌いなのですが、感謝の気持ちをまっすぐに表現するのは大切だと四十路なってから気づいた私から友人へのメッセージ↓
21年も拠点を置いた関東なので、たくさんの友人もでき離れるのは寂しい限りですが、すでに2月、3月、5月、11月と友人たちが遊びに来てくれる予定も入っていることもあり、それほど感傷的にならずに済んでいます。
この場を借りて関東で仲良くしてくれた友人たちにも感謝します。本当にありがとう。
引っ越し業者の作業が芸術的
さて、この段落を書いている今は1月22日。先日の狭山市での荷物の搬出と、本日大分県臼杵市での荷物の搬入は芸術そのものでした。今回はその引っ越しの中身をレポートします。
最初に業者にいただいていた段ボール30箱では荷物が収まらず、もう10枚追加していただき、40箱での引っ越しでした。中にはケレシュ雑貨部の商品となる重い食器が多数。とにかく「気を付けてくださいね!」を殺気立って連発することになると予想していましたが、さすが引っ越し業者さんはプロです。40箱の段ボールや自転車、什器などをドンドン美しく搬出していくではないですか!
コチラはかなり仕事の邪魔になりながら撮影した狭山市のマンションからの搬出の様子↓
今回お願いした「サカイ引越センター」さんでは、荷物の搬出や搬入時に「10分フリータイム」というのがあります。掃除でも肩揉みでも一曲歌うでも、なんでもリクエストに応えてくれるそうなのです。私としては「待ってました!」の10分間。
というのも実家に長年あった食器棚をミシン部屋で布の保管場所として設置予定なのですが、その棚が恐るべき重さなのです。力のある30代弟・Yがいても、20代でぎっくり腰を経験した四十路独女と「LOVE腰ベルト」な父・Y雄73歳が相方ではどうにもなりません。なので、サカイさんが到着したらこれを設置してもらおうと虎視眈々と待ち構えていたのです。
写真は今回搬入を担当してくれたサカイ男子3名↓
搬出の時もそうでしたが、サカイ男子はとにかく爽やかで、荷物を持って古民家内を疾走↓
傷などはもちろん付きませんが、多少どこかをちょっとやらかしたとしても爽やかなので
「いい、いい!どうせボロだからねぇ。」
と許してしまう感じです。私も相当オバチャン化が進行しています。
そして、なんでもないかのようにスーッと古民家内をすり抜ける巨大食器棚。
アートです。サカイさんだけどアートなのです!
荷物の分類は必須
業者の段ボール箱にも最近は搬入先での荷物の置き場所を書いてあります。私は部屋を分割して独自の置き場所を設定します↓
あまり細かく設定すると箱の量が膨大になってしまうので、私はいつも部屋割りのみ。例えばAは整体スペースなので、整体関連の荷物をドンドン置いていきます。ついでに洗面所も近いので、洗面関係の物もこちらに、という具合です。そしてなるべく平置きしていただき、ドンドン梱包を開封していきます。段ボールを重ねられると、重いものを持ち上げなければならず、腰砕けの危険が高まります。整体師なのに引っ越しで腰を砕いている場合ではありません。
搬入前に掃除は完ぺきに!
私の場合、1月20日の正午から埼玉県で荷物を運び出し、22日の午前9時過ぎから大分県臼杵市で搬入という流れでした。関東から九州だとやはり中1日空きます。私にとってはこれがとても都合よく、掃除がそこそこできたのです。膨大な荷物がやってきた後で掃除なんて夢のまた夢。とにかく掃除は「搬入前」が勝負!
こちら、家族や実家のレストランの従業員も駆けつけてくれた大掃除会↓
とにかく「古民家」というと聞こえはいいかもしれませんが、掃除は地獄です。大きな梁の上には、建築時から100年近くも積もっているのではないかと思えるほどの凄まじい埃。私は上からハタキで埃を落とし、下へ下へという掃除の基本を徹底しようと思いましたが、アウトローな父・Y雄は埃の上からドンドン水拭きを始める始末。とりあえず21日はダイソンの電池切れになり、夕方くらいに終了。
次回の大掃除はシルバー人材センターを頼りたい
家族でさえも「古民家掃除は今回でコリゴリ」と音を上げる状態だったので、年末の大掃除など家族からのサポートは全く期待できません。Uターン移住の私でさえもこんな状態なので、「県外からの移住者で手伝ってくれる人は皆無、そして居住物件は100年以上の古民家」という移住者がいたら、引っ越しや大掃除は本当に大変だと思います。しかしそんな方たちの心強い味方になりうるのが「シルバー人材センター」です。
実はこの古民家物件の内装業者を探していた時に「もしかしたらシルバー人材センターで内装工事も安くできるかも!」と期待を膨らませ「大工あがりのシルバー人材はいらっしゃいませんか?」と問い合わせました。残念ながら「床の張替えまではちょっと難しいですねぇ・・」とお断りされてしまいましたが、そのときに「お掃除や植木作業などお困りでしたらぜひお声がけください。」と言われていました。
全国各地にある「シルバー人材センター」。民間企業にお願いするよりは安い利用料金が魅力です。「作業は難しくないけど時間がなくて人手が足りない」というときには是非検討してみてください。
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