前回レポートした「臼杵とつながり&あじわいフェア」に参加するため、1年ぶりに訪れた東京。大学を卒業した24歳からずっとベースは関東で、住民票はほぼ埼玉県でした。
埼玉県民には「最寄りの東京」なるものが各自にあり、例えば新宿や池袋をメインに、呑み助天国の赤羽や、茨城県民と縄張り争いが起きそうな上野などが例に挙げられます。
10年前に脱サラして整体業を始めるまで、私の職場は西新宿でした。埼玉県戸田市から「地獄の埼京線」に揺られ、猛烈なスピードの徒歩で東京砂漠の中を通勤したものです。
脱サラ後は西武新宿線沿線の町・狭山市に住み、東京の始発は新宿歌舞伎町にある西武新宿駅。つまり、埼玉県民時代の私にとっての「最寄りの東京」は新宿だったのです。
今回のブログはちょっと毛色を変えて、臼杵市民になって違う目線から見た都心の大ターミナル新宿をレポートします。東京観光や出張にお出かけの臼杵市民の皆さんの役立つ情報になりますように!
数十年かかって生まれ変わった新宿駅南口
23年ほど前、大学時代に就職活動で何度か東京にも行きましたが、その時から大掛かりな工事をしていたのが現在の新宿駅南口のこの場所↓
近年、巨大バスターミナル「バスタ」や駅直結の複合施設「NEWoMan(ニュウマン)」ができ、エキナカでたくさんの魅力的なお店を楽しむことができます。
例えばフレンチで名を馳せるジョエル・ロブション氏のベーカリー「ル・パン」や、本場コーンウォール地方のクロテッドクリームまで揃えた英国スコーン専門店「デメララ・ベーカリー」など、大分では手に入らないペストリーを味わうことも。
「なんでこんなに何十年も工事してるの?」
と埼玉県民時代は長年思っていましたが、これがあの不便さを我慢したうえでの恩恵か、と納得の仕上がり。加えてお隣には高島屋もあるので、最新のお菓子やオシャレアイテムをお土産として手に入れるにはなかなかの便利な立地でおすすめです。
夜の西新宿は夜景撮影のおすすめスポット
その新宿駅の西側には東京都庁をはじめとする50階規模のオフィスビルが立ち並ぶ高層ビルエリアがあります。
大分県にはこんな高さのビルはないので、是非このビル群にはお出かけください。例えば野村ビルや住友ビル(通称:三角ビル←本当に三角)の48F~49Fあたりにはお食事処もあり、平日であれば高層からの素晴らしい景色を眺めながら、1000円程度で美味しいランチをとることができます。個人的におすすめなのは野村ビルの「響」です。平日ランチのメインがきちんとしていて、おばんざいのブッフェ付き。加えて座敷席からの眺めはちょっと身がすくむほど。高所恐怖症の方にはおすすめできませんが。
そして西新宿は夜景スポットでもあります↓
愛のないブラック企業で働いた新宿サラリーマン時代。元勤務先ビル前のLOVEオブジェが物悲しい↓
住友ビルのお食事処から夜景を撮影↓
西新宿はお食事と併せての観光がおすすめ。どこのビルもランチの予約はできないところが多いですが、夜は逆に予約なしでは入れないところがほとんどです。事前予約をお忘れなく。
どこに泊まる?
新宿ほど宿泊施設がたくさんあるエリアも無いと思います。考えてみれば埼玉県民時代に都内のホテルに泊まる必要など無かったので、今回の出張で初めて新宿のホテルに泊まりました。
今回私が利用させていただいたのは、「新宿ワシントンホテル(本館)」↓
シングル利用の場合お部屋はかなり狭かったのですが、JAL往復と2泊(朝食付き)のパッケージで約4万円。新宿駅からも徒歩8分ほどかかりますが、駅からホテルまで地下道でつながっているので雨でも怖いものなし。しかも羽田空港からのリムジンバスはホテルの正面に到着します。荷物が重い時などは特に便利です。
なぜこのホテルにしたのか?景色の良い朝食風景で決めました↓
そして、ロボットスタッフのS-mileが滞在のサポートをしてくれます↓
到着した途端コートのボタンが取れたので、ソーイングセットを持ってきてもらいました。
音はまさにR2-D2!スターウォーズマニアはついつい微笑んでしまうことでしょう。
西新宿にはヒルトンやハイアットリージェンシーといった外資系ホテルからナインアワーズといったカプセル系まで価格帯もサービスも色々。それぞれの好みに合うお部屋を楽しめます。
【番外編・大分空港のお土産コーナー】
旅先で友人や親せきと会う、というときに欠かせないのが大分土産。一昔前と比較すると空港内のお土産売り場も大充実しています↓
私は臼杵の会社のものは臼杵で買い(←なるべく臼杵でお金を落とすようにしている)、それ以外のものは空港でまとめて買うようにしています。
今回、後藤製菓さんの新作が空港に並んでいました。クラウドファンディングで新作を紹介していた後藤製菓さん。私もクラウドファンディングに参加し早々に味見しましたが、通常の生姜煎餅よりも生姜が効いて、その相性が抜群だったチョコレートバージョン(←水色の箱)↓
そして一番びっくりしたのが「APUコーナー」。20周年を迎えたAPUがお土産品とコラボ。特にインパクト大だったのが大分土産の大本命「ざびえる」↓
APUの学長が推す学食のカレー、レトルト版も↓
我が地元、臼杵を代表する会社の一つ「フンドーキン醤油」とコラボしたハラル醤油まであります↓
流石多国籍のAPUらしいコラボの仕方です。
住めば臼杵も都です
以上のような感じで久しぶりに過ごした東京での4日間。都会と離れていたのはたった1年でしたが、もうどっぷり臼杵に浸ってしまったので疲れもどっと出てしまいました。気密性の高いマンション生活を相変わらず恋しく感じますが、築85年の古民家に戻ってきたときにホッとしてしまったのもまた事実。
都会の生活も楽しかったですが、今は臼杵が私の都のようです。
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