臼杵市に移住すると、車で1時間圏内に温泉地・別府を中心とする観光地があるので、休日がとても楽しくなります。
そんな環境で今年の夏から合計3度利用した「新しいおおいた旅割」。
コロナ禍で海外はおろか県跨ぎの旅すらできなかったので、大分県内での宿泊や食事などに使える県民割引プランは大いに憂さ晴らしとなり、私自身も楽しく利用させてもらいました。
<過去に利用した際のブログ記事>
3度目の今回は、長年実家のレストランに勤めてくれているYちゃんと両親を連れて、10月に別府のお隣日出町にオープンしたばかりの新築ホテルに泊まりました。その様子をレポートします。
空港からもそれほど遠くないので、移住の下見に来る方たちで宿泊が必要な方は参考にどうぞ。
新築が気持ちいい!「グランヴィリオホテル別府湾 和蔵」
出不精の76歳母・K子と、ホテルバイキングが大好きな同じく76歳父・Y雄。
この二人の体がまだ動くうちになるべく一緒に旅行をして楽しい思い出を作ろう、というのが私のUターン移住の目的の一つ。コロナ禍だからこそ、行ける時に行っておかないといつまで経っても出かけられません。
「新築」というのは気分が踊るものです。
フロントやロビーというのはホテルを印象付ける大切な部分だと思いますが、到着した途端、ロビーでご年配の方々がワイワイ賑やか。
賑やかな理由がコチラ↓
焼酎と梅酒が1本ずつ試飲(←というかガッツリ何杯でも)でき、地獄蒸しでプリン、ゆで卵、サツマイモ、饅頭なども食べられるのです。年配の呑み助たちはこれでご機嫌にならないわけがありません。
ちなみに、県外の人は馴染みがないかもしれませんが、大分では温泉のことを「地獄」とも言います。特に別府のホテルなどでは「毎日が地獄」と書かれたお土産Tシャツなども販売されています。地獄蒸しというのは源泉の蒸気を利用して調理した蒸し料理のことで、食材の味が濃厚でとても美味しいのです。
詳しくは聞かなかったのですが、和蔵の「ウェルカム地獄蒸し」も温泉水を使って調理しているのかもしれません。特にさつま芋が甘くて美味しかったです。
裸足で寛げる和室のような洋間
ウェルカムタイムを満喫した後は、エレベーター脇で浴衣か甚平の館内着を選びそのままお部屋へ。
今回は値段が安い山側のツインルームを取り、Y雄と私、K子とYちゃんで2部屋に分かれました。部屋に入って驚いたのが靴を脱いで上がる点。
ホテルにありがちなカーペットではなく、畳のような感触の床なのです。
やはり日本人は靴を脱ぎたいし、ずっとスリッパというのも違和感があるかもしれません。特にご年配の方には嬉しい仕様ですね。
トイレも一緒にあるバスルームはビジネスホテルっぽかったですが、温泉大浴場があるので今回は特に気にはなりません。
アメニティーのドリンク類ですが、タリーズのワンカップドリップコーヒーがあって、これがなかなか美味しかったです。但し今回はこれをいただかなくても館内にはドリンクを含む「フリー○○」だらけ!館内施設とともにフリー○○各種をご紹介しましょう。
眺望抜群!フリードリンクと共に楽しみたい別府湾の眺め
私たちのお部屋は最上階の7階。このフロアにはバー&ラウンジ「AOMI」がありますが、このバーからの眺めがとにかく最高でした。
到着~午後7時半までと朝の時間帯は「AOMI」でコーヒーなどフリードリンクがいただけます。別府湾からの朝日を眺めながら美味しいコーヒーをいただけるのは格別。
ちなみに、コーヒーや紅茶は全館で同じマシンが使用されていましたが、カフェラテの味はかなりの美味しさ。イマドキのマシンって凄いんですね。
大浴場は内湯と半露天の二種類あります。半露天の方は消毒液のような香りがしたので循環させているのだと思いますが、内湯にはその香りがありません。おそらく外湯は温度管理が大変ですし、むしろ循環にして適温に保っているのかもしれません。
いずれにしても湯上りはお肌も滑らか。仕事柄手が荒れるのですが、1泊2日で3回も入って随分スベスベに戻りました。
湯上りにもビール、ヤクルト、カボスジュース、コーヒー牛乳、アイスが無料で飲み放題食べ放題!アイスコーナーには私の大好きな「ピノ」が3種類あり一人で盛り上がってしまいました。これは子供も喜ぶでしょう。
加えて「アロマ&リラクゼーションルーム」(←いい匂いの部屋の中にマッサージ機がある)やキッズ用のプレイルームもあり、お肌に良さそうなジュースやまたもやマシンなどどこに行ってもフリー○○があるのです。
館内には自動販売機もあるのですが、このように飲み物がどこにでもあるので買うことは全くありませんでした。
これがほぼ目的「夕食と朝食バイキング」
Y雄の明確な目的であるお食事バイキング。私も食いしん坊なのでもちろん興味はあります。
和蔵の夕食は「メイン料理+ハーフバイキング」というスタイルで、この日はステーキとぶりしゃぶがメイン料理。ステーキは焼きたてをウェイターさんが席まで運んできてくれます。柔らかくて美味しく、ダメもとで「これはお替りできませんか?」と聞いてみましたが、やはりだめでした。
取材者としては失格なのですが、食い気が勝って写真を撮り忘れる時が多々あります。今回も自分の分は瞬殺で終わり、丁寧に食す母の食べかけを撮影しました。
前菜の刺身はとても新鮮。ぶりしゃぶはこのお出汁がとても美味しくて、行儀が悪いと思いましたが、最後このお出汁でお茶漬けにさせていただきました。バイキングはハーフなので選択は少ない気がしましたが、実際そんなに食べられないので、量としては丁度良いのではないでしょうか?
前述しましたが、このホテルのターゲット客層がお料理面からもやはり中年以上だと思いました。
飲み放題も付いたプランでしたが、初めて見た斬新なサーバーが!
同様に焼酎バージョンもあり、梅酒もビールもワインもありました。大分の地酒を楽しみたい呑み助には最高のホテルではないでしょうか?
家族+従業員で満喫した今回の旅割を使った宿泊。
24600円のツインルームx2部屋= 49200円
おおいたの旅割x4名分 = -20000円
2000円の満喫クーポンx4名分= -8000円
ということで、4名実質約20000円で宿泊できました。
来年はGO TOトラベルも始まりそうなので、コロナの状況を踏まえながら、安全に旅をしてみたいと思います。
皆さんも色々な情報をお見逃しなく!
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