昨年、制作面で参加した臼杵市の観光ガイドマップ「わたしのうすきとりっぷ」。
観光客だけでなく臼杵市民にも手に取っていただき、増版しています。臼杵を訪れる方、在住の方、皆さんにとってそれぞれの「わたしのうすき」を発見するきっかけになっていただければ、と思っています。
現在第2回目のフォトコンテスト中で、応募締め切りは2月28日。入賞者にはいろいろな賞品がプレゼントされる楽しい企画で、本当は私も応募したいのですが、今回も審査員の一人となるので応募はできません。
悔しいので、今回のブログは私的「わたしのうすきとりっぷ」というテーマで、私にとっての特別な場所を書いてみようと思います。
臼杵八景の一つ「津久見島」
臼杵藩の儒学者・荘田子謙(しょうだ しけん1697-1754)がかつて詠んだ漢詩の中で、臼杵の風光明媚な風景として8カ所が描かれています。埋め立てや建築物などで町の風景も変化してしまったので、今となってはどの角度からどの場面を眺めて詠んだのか想像に難しい場所もありますが、その中でもはっきりとした場所が「津久見島」です。
「臼杵にあるのになぜ津久見?」と市民にとっては不可解なネーミングではありますが、今回この点は置いておきましょう。
実は昨年行われた第1回「わたしのうすきとりっぷ」フォトコンテストの入賞作品にこの津久見島を撮影したものがありました。
入賞作品はこちらのサイトをご覧ください↓
「ウユニ塩湖みたいに見える臼杵湾に、津久見島が見える時があるんだ」
と撮影タイミングに感動した作品でした。
美しく見える一方、観光スポットとして津久見島が脚光を浴びることはそれほどありません。
私が子供の時は渡船で島へ海水浴に行くときもありました。後にも先にもクラゲに刺されたのは津久見島でだけでしたが、そんな夏の思い出もあるのです。今では渡船も無い無人島ですが、市民には「そこにいつもある島」であることに変わりはありません。臼杵湾を眺めて津久見島があるのが私たちにとっての普通の光景なのです。
このように市民にとっては愛着のある島なので、海を眺めるチャンスがあるときは私もいつも写真に収めていたようです。
あらゆる角度から津久見島を捉える
ではどんな角度や場所からこの島が見えるのかみていきましょう。
先に出した写真は臼杵市と津久見市の境の集落「深江地区」から見た津久見島で、陸から見る津久見市としてはここからの眺めが一番近い距離となります。この写真は一昨年津久見の河津桜の取材に行った際、その帰りに深江を通った時に撮影していました。
一方、一番高い場所から眺められるのは恐らくここからではないでしょうか?
白馬渓の上にある水ヶ城展望台。
旅行サイトへの寄稿記事で白馬渓を書いた時に撮影しました。
右側から蛇行する臼杵川や左側に位置する仏舎利塔まで、臼杵市街地の全景が入る絶景名所の一つです。
その仏舎利塔から眺めるとこんな感じ↓
以前書いたブログの仏舎利塔の回でもカメラに収めていました。ちなみにこのおじさんは父・78歳のY雄です。
同じくブログ取材で昨年「大岩の桜」を書いた際にも津久見島をフレームに入れていました。そこに津久見島があれば無視できないのです。
関東から友人が来た際にランチで訪れた下ノ江の割烹旅館「久楽」さんでもやはりパシャリ。
黒島に取材に行く途中、バイクをいったん止めて漁船とツーショット。
今回のブログを書くにあたって撮影に出かけたのは2カ所のみ。
1つは諏訪大橋からの眺めで、私はバイクでここを通りながらの津久見島の眺めがとても好きです。昨年のフォトコンで入賞した津久見島の風景もこのあたりから撮られたものと思われます。
もう一つは臼杵城跡から。3月末は臼杵城跡では桜まつりが行われ、満開のソメイヨシノを見ることができます。お花見と一緒に津久見島の風景もお忘れなく。
2月28日まで行われているフォトコンテスト。臼杵市在住の方には見慣れた大好きな風景も是非アピールしていただきたいです。どうぞ皆さん奮ってご参加を!
<「わたしのうすきとりっぷフォトコンテスト」応募方法>
① インスタグラムでアカウント作成
② 臼杵市観光協会 @usuki_kankouをフォロー
③ #わたしのうすきとりっぷフォト をつけて
④ 1投稿1枚で投稿(テーマは「わたしの好きな臼杵」・「みんなに広めたい臼杵」)
問い合わせ:臼杵市観光協会 TEL:0972-64-7130
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