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完全復活!2023年の「うすき竹宵」

11月の第1土・日(2023年は4日と5日に行われました)に行われる臼杵市の最多集客イベント「うすき竹宵」(以下、竹宵)。毎年このブログでもレポートを書いています。


野外イベントの為お天気にはとにかく左右されるのが常。今年は週間天気予報の「日曜は雨」がハズレ、両日ともにむしろ暑かった竹宵となりました。竹宵初期の頃はコート、マフラー、手袋は必需品だったのですが、地球温暖化の進み具合を竹宵で感じてしまいます。


私は両日ともに実家のレストランを手伝っていたのですが、日曜日の午後8時から1時間という短時間勝負で写真を撮り歩き(走り?)ました。落ち着いて撮れなかったのですが、「#うすき竹宵フォトコン2023」の竹宵カレンダーを貰える賞がいただければなぁ、と邪な思いを抱いています。


では早速「わたしのうすき竹宵・2023」をレポートいたします。

大手門公園の大規模オブジェ(制作団体:PGT)

行列必至のイベントは昼がおすすめ!

竹宵といえばやはり「夜のイベント」のイメージが大きいのですが、私はお昼のぶらぶら歩きも好きです(というか仕事の為この時間しかゆっくり歩けない・・)。

とにかく夜の人混みとは真逆に人がいません!そのため、明るいうちに一通りオブジェの位置や様子をスイスイ確認して

「あぁ、このオブジェ、夜はどんな感じになるのだろう?」

と妄想を膨らませるのも楽しい時間です。


例えば、毎年ユニークなオブジェを制作する臼杵の妖怪広報(?)団体の作品もお昼間はこんな感じで怖くありませんが、

久家の大蔵の妖怪オブジェ(制作団体:(幽)うすきミワリィクラブ)

夜はこうなります↓

怖さと可愛さがある素敵な作品群

また、夜だけではなくお昼にもイベントが多数行われ、今年は竹ぼんぼりのペイントワークショップなども。

中でも私が毎年推奨するのが竹宵恒例、味噌蔵各社の「味噌すくい」です。


1回500円で味噌をしゃもじですくうのです。これにはいろいろとコツが必要なのですが、私の幼馴染の佐藤めぐみちゃんはこのアトラクションの常連で、今回は動画にその様子をおさめてきました!

今回彼女は目標にしていた量を救いきれず悔しがっていましたが、2.1キログラムもすくっているので決して悔しがることはありません。

それにしても凄かったのは、彼女の後ろに並んでいたこちらの男性のすくいっぷり。許可をいただきましたので、どうぞご覧ください。

彼は3.5キログラムすくいました。今年の1位ではないでしょうか?


みそすくいやその他のイベントは大体午後3時からスタート(一部午前中などにも行われます)。

子供連れや長時間人混みの中でウロウロするのに抵抗がある方には、午後3時~午後7時を目安とした竹宵散策がおすすめです。

人が少ない時間帯でアトラクションやイベントを楽しみ、日暮れ~夜の時間帯で竹ぼんぼりやオブジェを満喫。最後に時代絵巻のような般若姫行列を見る、という流れで2024年の竹宵を予定してみてはいかがでしょうか?


竹宵オブジェと竹ぼんぼり、昼と夜

昼と夜のギャップもおすすめの竹宵。比較した風景のいくつかをご紹介します。


<大手門公園の大規模オブジェ(制作団体:PGT)>


<稲葉家下屋敷中庭(制作団体:大分県立芸術文化短期大学)>


<二王座歴史の道>


<二王座歴史の道(制作団体:臼杵商工会議所青年部会)>

いかがでしょうか?昼と夜でこんなにも表情の違う竹宵の風景。

ぜひ来年は明るいうちからお楽しみください。


昼見学で気付くボランティアヒーロー&ヒロイン

竹宵では、各種団体がボランティアで竹ぼんぼりの素晴らしいオブジェを制作展示します。そのデザインや規模は多種多様なのですが、どの団体も工夫を凝らして、時間をかけて制作しているのは間違いありません。

例えば、地元の小学校、企業、県内(短期)大学の建築学科や芸術系学科、警察署、子供を持つお父さんたちの会など様々で、今年は24か所で展示されました。


また、町中に置かれている約2万本の竹ぼんぼりは毎年8月から切り出しが行われ、連日作業が行われます。当日の竹ぼんぼりとろうそくの配置、チャッカマン片手に点灯をする人々など、とにかくすごい数の人が関わって竹宵は成立しています。何より実行委員会の方々の苦労は1年がかりで、本当に頭が下がる思いです。


前述したように、残念ながら私は実家のレストランの手伝いで竹宵を夜ゆっくり見たことはなく、昼間に散策するのですが、まさにこの時間帯にボランティアヒーローとヒロインたちに遭遇するのです。

臼杵城址でろうそくを置く可愛いボランティア

夜に向けて明るいうちにメンテナンスする制作団体

ちなみに、後片付けのチームワークとスピードは素晴らしく、交通規制のかかっている時間内で2万本の竹ぼんぼりを回収。しかも翌朝5時くらいから道路に付いた蠟燭を削るお掃除作業も行われています。私も仕事で足腰がガタガタになりましたが、後片付けにも関わっている方たちの月曜早朝は満身創痍だったと思われます。本当にお疲れさまでした。


このボランティア活動に参加して、ゆっくりと夜の美しい竹宵を見るのが私の10年後の夢です。


実行委員や制作団体、その他ボランティアの皆さん、今年も美しい風景と素敵な楽しい時間を作っていただきありがとうございました。来年もどうかどうか皆さんの努力が報われるよう、お天気になりますように!


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