臼杵市にUターン移住して早4年半。かなり定住感が出てきました。これも臼杵市自体の面白い歴史や素敵な町並み、市役所による移住・開業の手厚いサポートのおかげと思っています。
町が昔と比べて何か変わったのか?それとも私の考え方が変化したのか?またはそのどちらともなのか。 40代からの臼杵生活はなかなか快適です。 今でも臼杵市への移住を検討している人が、時折私のお店に話を聞きに来られたりしますが、「臼杵生活いいですよ~」と激推ししています。 私のほかにもそういう移住者はたくさんいらっしゃるわけですが、そういう方々をゲストに招き、臼杵生活を垣間見れるイベントが来月から12月まで毎月1回行われます。 移住検討者は参加必至のオンライン移住イベント。今回はその内容をご紹介いたします。
「育・食(職)・住」がテーマの臼杵移住イベント
まず、今回のイベントスケジュール、参加応募などは以下のサイトで情報確認できるのでチェックしてください↓ 「こどもらしいこども~のびのび わくわく できるまち 子育てなら、うすき!~」オンライン移住イベントを開催します | 臼杵市役所 (city.usuki.oita.jp) 臼杵市が抱える少子化という課題もあり、全ての回で「子育て」にある程度的を絞って話が構成されているのは間違いありません。もちろん私のような「おひとりさま移住」でも「シニア移住」でもイベント参加できますが、子連れ移住者にとっては特に子育てに関わる臼杵市の情報を手に入れることができるでしょう。
各回約2時間、合計3回行われる移住イベントの中身や確認しておきたいポイントをおおまかに見ていきます。
10/13(金)「臼杵ってどんな町?」編
まず臼杵という町を知っていただくことに大きなポイントがあると思います。 例えば、近年人気の就農を目指して移住してくる方々。 臼杵市は平成17年に野津町と合併して現在の臼杵市になりました。現在の臼杵市では、その野津町が農業の中心となるのですが、農家を目指してくる方はやはり野津町の子育て環境、買い物環境、それに伴って車が一家に2台必要な位置関係にあるのかどうかなど、押さえておきたい情報は多々あると思います。 また、市外からの方は結構驚かれますが、冬の状況は野津町と臼杵市街地ではずいぶん違います。私の住んでいる市街地では氷点下になることは稀ですが、野津町では-5度位になることがあります。 山に囲まれた野津町と、海沿いにある旧臼杵市とでは自然環境や雰囲気もかなり違うということも知っておきたい点ですよね。
ご自身の状況に合わせて細かく詳細を見ていく前に、まずはその町がどういう雰囲気なのか?住んで楽しそうか?子育て環境はどうなのか?交通の便はどんな感じなのか?など、どんな町なのかを知っていただきたい回となります。
11/10(金)「臼杵の食・職から見えてくる!?移住後の住み心地」編
私もブログで何度も食に関しての記事を書いていますが、臼杵市は海・山の幸の宝庫と言えます。 移住前には食べたことがなかったものにも、おそらくたくさん出会うと思います。 食が豊かなこともあり、臼杵市には飲食店もたくさん。飲食業で起業したい方にはもってこいの移住地だと個人的には思います。 「移住見学に来てチェックしたら、自分のやってみたいお店のスタイルがまだない!」 というような発見をした方は特にチャンスといえます。
例えば臼杵市にはまだ「観光でぶらぶらしながら食べられるもの」というようなお店が大変少ないのが現状で、味噌やしょうゆのソフトクリームくらいしかありません。 私が以前住んでいた隣町の川越市では、特産のサツマイモを活かした食べ歩きスイーツがめちゃくちゃありました。臼杵にはまだまだ足りないお店の種類がたくさんあると思います。お店を持ちたい移住希望者にはぜひ見学に来ていただきたい町です。 起業以外にも臼杵市にはお勤め先となるような企業がいくつかあります。 市役所に確認しましたが、この回では先輩移住者で開業をした人を招く予定があり、さらに地元企業などからのゲストを招くこともただいま検討中とのこと。 起業と併せて企業情報も手に入れる絶好の機会になると思います。
12/8(金)「移住後のお家探し」編
この回に参加する方は、おそらく移住地をある程度いくつかに絞ってきた段階の方々が多く、具体的な住環境とともに、経済的な面も検討に入っている方が多いと思います。
移住後の住居は新築なのか?それとも中古物件を買いリフォームするのか?はたまたDIYもしながら予算を詰めるのか?それともとりあえず賃貸にするのか? そういった方々の疑問と不安を解消するために、先輩移住者の住居の数々、現在の空き家物件の紹介、臼杵市が支援する住宅関連の移住補助金制度についてなど。検討中の他市町村があれば比較検討する材料が特に詰まった回といえます。 私の知り合い移住者は実際に「ほかの市町村とも悩んでいたけど、希望と近い物件が臼杵市にあったのでそれで決めた」という方もいるほど。やはり住居というのはすごく大切ですよね。 例えば恐縮ですが、私個人の例。 私の現在の店舗兼用住宅は賃貸ですが、大家さんに「築100年以上と古いから中は好きにリフォームしていいし、原状復帰しなくていい」という条件で借りています。都会では「原状復帰」が原則だと思いますが、臼杵市の賃貸物件では古いものほど好きにできる、という特徴があり、DIY好きには特に楽しめるのではないでしょうか?
私は店舗のオープンもあったので悠長にDIYできるはずもなく、業者さんに約1週間で内装を仕上げてもらいました。友人の建築士の流れでお願いした内装業者さんは「ヒメーン山園」さんというところでした。私は床材を本当の木材にしたいと伝えましたが、ヒメーンさんが 「予算をオーバーするし、掃除も大変だから、両方クリアするにはクッションフロアのほうがむしろいいですよ。」 と提案。今、クッションフロアってデザインも強度の種類も凄いんですね。「パッと見もはや木材!」のクッションフロアで決定しました。掃除も簡単で見た目も予算もクリア。少しふわっとしているので冬もそれほど床が冷たく感じません。プロの提案は間違いないです。
とにかくこちらの回は趣味的な要素でも楽しめると思います。 先日、今年移住してきた方の自宅を取材してきました。蔵付き物件をリフォームして住んでいらっしゃいますが、まだいろいろと計画中のようです。その様子は10月の移住ブログでレポートいたしますね。
ただいま参加者募集中! 10月から始まる毎月1回の移住イベントはただいま参加者募集中です。移住を検討している方は自宅にいながら具体的な情報収集が可能なのでぜひぜひ参加してみてください。応募は以下のページからお気軽にどうぞ。
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