私の人生において全く興味を持てない「ガーデニング」に手を出すことになってしまった2024夏。
両親の家の庭の管理をほぼ一任され、前回はシルバー人材センターに助けを求めるところまでレポートしました。
今回はそのプロの作業と、私が炎天下のもとで日々少しずつ行っている作業をご紹介します。
ガーデニングプラン「庭ゼロ」
前回も触れましたが、私が考える両親宅の庭の理想形は
①虫が出ないようにする
②雑草の手入れになるべく時間をかけないようにする
③シンプルで清潔な見た目
となります。両親ともに来年で齢80歳。「庭の手入れをのんびりやりたい」という父Y雄の気持ちを尊重し若干のガーデニングスペースは作るつもりですが、今のままだとかなり大変な状態です。一旦は何もない庭にして、そこから両親が好きなようにしたらよいと考えています。
まずは「庭ゼロ」にする為、写真のような大き目の木を全て切っていきます。
ご近所さんがシルバー人材センター・伐採チームという偶然
全国各地にあるシルバー人材センター。臼杵市では板知屋(いたちや)という海沿いの地区に事務所があります。その名のとおりシルバーエイジの方たちが余暇、前職、経験をふんだんに活かして地域住民の依頼に応え活動をしているのです。
私が以前住んでいた埼玉県ではシルバー人材センターが地域の観光ガイドまでやっていて、埼玉に遊びに来た両親と2時間ほどシルバーガイドさん付きで川越観光をしたことがあります。お値段も手頃でいろいろなところを散策して回りました。
臼杵のシルバー人材センターの花形は、高齢化社会を反映して庭木の伐採、草刈り、剪定などのようです。
夏季の需要はすさまじく、早めに予約しないと雑草の成長に間に合わないことも。
私は今回伐採チームにお願いしておじさんが2人来られました。そのうちの1人はなんと両親の家と同じ地区のAさんで、Aさんの娘さんは私の弟の同級生でもあるという世間の狭さ。
「なんだー!Aさんだったんだー!!」と和気あいあいとする中で作業開始です。
感情抜きで切り倒す!
「庭に生い茂る恐ろしい木や雑草はほぼ伐採!」という要望を出し、Aさんたちは伐採順序を考えていきます。
「えー、センリョウも切っちゃうの?これ凄くいいよー」
と私の決断を揺さぶる言葉を何度もかけられますが、このボサボサに取り組む時間がないので心を鬼にして「伐採ゴー!!」の指令を出します。
そして電動ノコギリなどを駆使して伐採を始めると、あれよあれよという間に庭はさっぱり。
その間にもトカゲなどの小動物や昆虫がうろうろして恐ろしいので、撮影以外の時は部屋の窓を閉め切って内側から眺めるのみ。
このようにして、北側のジャングルだった箱庭がスッキリしました。私の希望通り赤い実が付くマンリョウのみが残っています。
一方玄関わきに植えられていた日陰を生み出していた木も伐採。
伐採後気付きましたが、この木にも羽蟻が大量に生息していたようで、その夜は部屋にも羽蟻が100匹くらい入ってきて、私は発狂寸前でした。
同じく父が「この木の根元にも羽蟻の巣が絶対ある!」
と言っていた緑の植栽も伐採!
ついでに玄関を通るとき邪魔になったツツジも伐採です。
こうして両親の家からはマンリョウ以外の全ての木が無くなりました。
早い、安い、丁寧!ありがたかったシルバー人材センター
ある程度の雑草も処理してくれた伐採チーム(今回は2名)。スケジュールはこんな感じでした↓
8:45作業開始
11:20大物の伐採と大き目の草抜き完了
11:20-13:00休憩もかねてゴミ処理場に木材を運搬
13:00-14:15ゴミ袋に入る程度の雑草を処理
最後は父が作業終了の書類にサインをしてこの日は終わりです。後日シルバー人材センターから請求書が送られてくるので銀行で費用を振り込むことになります。
見積もりの段階では「かかっても35,000円を超えることはないと思います」と言われていたので安心して依頼しました。まだ請求書は来ていませんが、この炎天下の中での作業に加え、私の家には電気ノコギリなどありませんし、家族でやっていたらおそらくこんな時間で終わっていません。何より80歳になろうかという両親に作業をさせたらすぐ救急車を依頼することになったことと思います。心からありがたいと思うシルバー人材センターです。
移住者の皆さんもお困りの作業があれば、とりあえずシルバー人材センターに電話して聞いてみたらよいと思います。
夏は「枯らす」ことに専念
さて、シルバーさんの作業が終わったら今度は私が頑張る番です。
いくら綺麗にしてもらった庭でも放置すれば恐ろしいスピードで雑草が生えてきます。大物の木の根は凄まじい生命力で、これを引っこ抜こうと思ってもとても今はできません。今できることは「こまめに除草剤を撒いて根から枯らす」という作業です。
除草剤で今年その効果に脱帽したのがコチラ↓
実家店舗の横に生えた雑草に使用したら、恐ろしいほど効果テキメン!その宣伝文句どおり全く生えてこず、雑草に苦しんでいた義妹Sも大絶賛。
ポイントは湿った地面に撒く、ということなのですが、梅雨も終わり水気がない為、放水した後に少しずつ撒いていきました。3日目位から効果を見せるはずなのですが、この異常な暑さでちょっと効きが悪いようです。炎天下の下で汗をだらだら流しながら頑張りましたが、次回雨が降るまでちょっと待って再度撒いてみようと思います。
この枯らす作業が成功したら、次の作業は11月!枯れた根っこを文字どおり根こそぎ引っこ抜いて平らな地面にしていこうと思います。
というわけでガーデニングブログの続きは11月以降になると思います。
この荒れ果てた庭がこの冬どう変身していくか、こうご期待!
<関連サイト>
Comments